O・BA・KE

暑いですね。

夏ですね。

休みはないけど、夏になると無駄にワキワキします、水田です。

 

ちょっと前ですが、秋葉原でのイベントが無事終わりました。

観てくださった方、応援してくださった方、ありがとうございました!!

 

突然ですが、皆さん。

怖い話は好きですか?

 

何を隠そう、私、怖い話大好きなんです。

ホラー映画は、観ませんが!!

だって、怖いじゃん!!!(汗

主にテレビの特集と、書籍から怖いもの成分を摂取しています。

 

怖い話にハマったのは、大学時代に『新耳袋』という本に出会ってしまったから。「実は、こんないわれがあって…」という後日談のない怪談。怖いことを経験しても、理由も意味もわからない、唯々怖かったことしかわからない。

純粋な恐怖。

それ以来、怖い話や、怖い映像は、意味も、いわれもわからない、けどひたすらにゾワゾワするものが好きになりました。

 

芝居でも、どこかそれを追いかけている様な気がしています。

意味も、理由もわからない。けど、それを目の当たりにしたときに、確かにゾワゾワっときてしまう。そのゾワゾワだけが確かで、終わってしまえば跡形もなく消えてしまう。

「たった2〜3回の本番の為に、よく稽古頑張れるね」と言われたことがあります。

そのたった2、3回でしか感じられないゾワゾワがあるから。この世にその時だけしか、存在出来ない、儚いお化けの様なゾワゾワを、確実に感じたいが為に、自分は稽古しているんだろう。

 

さて、秋葉原では8月に向けてのトライアル版『追いかけて夏1967〜1998』を上演したわけですが…

夏、ということで(?)ちみっとオカルト要素入ってます。

散々ゾワゾワ言い続けてきましたが、ごっとさん。なので!!きっと、怖くないだろう…多分?…どうだろう?

ゾワゾワ以外でもいいんです。ドキドキでも、ワハハでも、クスクスでも。

何かしら、お化けのようにフッと存在できれば。

まだまだ稽古は、続きます…

 

水田菜津美

 

(写真は、楽屋鏡前です。食べ物しかない…けど小道具です。)