米粒より、愛をコメて。

気づけば、もうすぐ6月。

 

遅ればせながら、ごっとさん。第六回公演『米に込めたるコ・メ・セ・ト・ラ』無事に終了致しました!

 

観に来てくださった皆様、出演してくださった皆様、今回の公演のきっかけを作ってくださった長谷川さん、素敵な会場をお貸しいただいた妙義神社、と宮司さん。

本当にありがとうございました!!

 

様々な劇場やアトリエを渡り歩いているごっとさん。ですが、よく考えればどこも密閉された空間だったのだなぁ、と今回の公演で改めて空間の力というものを感じることができました。今回使わせていただいたのは神社の拝殿、一歩会場から踏み出せばすぐ屋外。上演中、役者たちは爽やかな5月の風を感じながら、軒下待機。土日ということもあって、上演中も沢山の方が参拝にいらっしゃっていました。そんな方々に「今、お芝居やってるんですよー」と説明をしたり、気づけばちっちゃい子供が外から覗き込んでいて、一緒にリズムをとってゆらゆらしていたり、猫が入り込もうとしていたり。ちょうどいいシーンで、窓から夕日が差し込んで来たり(これは観に来てくれた人が後から教えてくれました)。

 

普段、劇場で上演するときは徹底的に排除することが多い、邪魔だなと思ってしまうような外部からの刺激が、不思議と観る側にも演じる側にも馴染んで、出来上がる空気。全4ステージ、ちょっとずつ違う空気を、今までよりもちょっと強く感じることができたのは、そんな環境だったからかもしれません。

 

そして、それ以上に強く感じたのは、皆様の『お米(ご飯)愛』!(笑

今回、アンケートに『好きなお米の品種は?』『ご飯に合うオススメのおかずは?』という項目を入れていたのですが、、、いやー、その項目の回答から溢れ出る皆様のお米愛!さすが、日本のTHE・主食!!オススメのおかず、今度いくつか試してみようと、密かに思っております、、、

 

さて、一公演終わって、ひと段落、、、

でも、2017年のごっとさん。はまだ終わりませんよ!

次は8月、『萬劇場ショートストーリーコレクションvol.6夏の短編集』に参戦します!!打って変わって、今度は密閉空間、劇場です。

さあ、今度はどんなことが出来るのか。何が出来るのか。

夏へ向かって、再始動です。

 

 

水田菜津美