人間は、自分が食べたものでできている。
という格言があったような、なかったような。
あ、CMだったかな。
それでいうなら、私の半分がカップ麺で出来ている。
残り半分は、コーヒー。
もはや職場で『新作カップ麺とカフェイン飲料の人』と認識されている。
カップ麺以外のものを食べていると「どうしたんですか?」と問われ、知り合って1週間の人に「水田さんはこれですよね?」と迷わず缶コーヒーを差し出される。
うん、確かにそうなんだけれども。
振り返れば、どちらも大学生時代からよく食べて、飲むようになった。
授業の合間の昼休み、仲良くなりたい人と教室に二人きりになったにもかかわらず、
一言も話しかけられずに終わったあの時に食べていたのは、カップヌードルのカレー味。
レポートを書くため徹夜した次の日、眠気覚ましに飲んだコーヒーが気づけば6本を超えていた。それまで必ず砂糖とミルク入りを飲んでいたのが、せめてもの健康のため、その日から無糖のブラックだけになった。
ないようで、実はあるのが食べ物にまつわるエピソード。
5月の公演のため、ある食べ物についてのエピソードを稽古場で披露しあっているが、
「あるある!」と思えるものから「どうしてそうなった?」というものまで、かと思えば身近なゆえに全然思い出せなかったり、、、
まだどんなシーンが出来上がるかわからないけれど、「あ、そう言えば自分は、、、」と何かを思い出す。そんな瞬間があるかもしれない、そんな身近な食べ物がテーマになる予定です。
(果たして、この写真はヒントになるのだろうか、、、)
水田菜津美
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